ビール醸造所からの便り

富士桜高原麦酒では、広島の福山ビールで約2ヶ月 ミュンヘン工科大学ヴァイエンシュテファン研究所卒業のディプロムマイスターの下で講習と実技、岩手の宮守ブロイハウスでは同じ設備を使用するので約一ヵ月半に実技、ドイツの醸造士専門校であるデーメンスでの一ヵ月半では、衛生面、原材料、醸造プロセス、ディスペンステクニック、ビールの経済事情等について学びました。又、モルト工場の研修、バンベルグの醸造所での研修等では、ビールに対しての想い入れやドイツの地域文化など教科書には無いことも色々学ぶことが出来ました。
大きな財産となったのは、本場のドイツビールをドイツで堪能出来た事です。
バンベルグのラオホ、ドルトムントのエキスポート、デュッセルドルフのアルト、ケルンのケルシュ、ヴァイエンシュテファンのへーフェヴァイツェン、行ったパブは、シュナイダー、ホフブロイハウス、レーベンブロイ、アウグスティーナ、パウラナー・・・などなど数え切れません。現地の本物のビールの味を知っているのは、僕たちの強みだと思います。
醸造士の仕事は、美味しいビールを造るだけでなく消費者の方の口に入るまでは、油断が出来ない仕事だと考えています。ビール職人と言えばビールを造っているだけのイメージが有りますが、工場内の仕事の内容は、ビール造りが2割 瓶詰めとタル詰めが3割 清掃が5割と清掃が大きなウエートを占めております。
ビールを醸造する環境は、非常に大切になり清掃を怠ると雑菌の住みかになりいくら美味しいビールを造ってもタンク内、瓶詰め、タル詰めの時に汚染されてしいますので、殺菌洗浄は絶対妥協の出来ない作業のひとつです。
ビールは生きています。少しでも手を抜くとビールの味に出てしまいます。富士桜高原麦酒のスタッフは、毎日ビールに話しかけながら醸造作業をしています。
妥協の出来ない、妥協を知らない、こだわりの麦酒をお試しください。


*地ビールレストランシルバンズのご案内

シルバンズとは、森の住人と言う意味を表します。
シルバンズでは、デジタル化が進む中 富士山の麓で子供からお年寄りまでゆっくり食事をして頂く事をコンセプトに運営をしております。
昨年の暮れには、レストランの一角にキッズコーナーも設けました。
料理では、旬の素材ズワイガニを贅沢に使ったカニクリームコロッケは、皮にジャガイモを使用しカリカリで中身がとろ~りと旨みが凝縮していて、帆立貝のパルメザンチーズ焼きは、大粒のホタテに香り豊かなパルメザンを使用などなど・・・冬の限定メニューとグランドメニューで充実しています。

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ビール好き(であろう)皆さんにとって「想い出のビール」はありますか?ビールの味だけではなく、その時の出来事やシチュエーションも含めてひとつの「想い出」となっているのではないでしょうか。

私にとって「想い出のビール」は、子供の頃父親が飲んでいた黒ビールです。普段は外へ飲みにも出ず、4人家族がそろった食卓を大事にしていた父親が、ごくたまに私を連れて札幌大通のビアホールで黒ビールを1杯だけ口にするのです。当時は市場に出回っている黄金色のビールを毎日大瓶で1本だけ飲んでいた父親が噛み締める様に‥‥もの凄く特別なビールなのだと子供心に思えたものでした。更に大人になり、その1杯が「自分へのご褒美」だったのではないかと理解できるようになりました。そんな父親の息子である私は、仕事柄なのか浴びるほどの褒美を自身に与えてばかりですが‥‥。

ビール醸造技術者である私にとっては「美味しいビール」を造る事が大前提です。しかしその一方で、たくさんのメーカー及び銘柄のビールがある中から、自分の造ったビールがごく少数の方だけにでも「想い出のビール」として取り上げていただけたら、何と素晴らしい事なのだろう!‥‥なんて事をビール造りの合間に考えております。
直営店のオホーツク・ビア・ファクトリー(94年3月オープン)では、常時4銘柄以上のオホーツクビールはもちろん、地域の旬の産物を食材としたメニューも用意いたしております。期間限定の試作ビールの醸造も計画中ですので、皆様のご来店をお待ちいたしております。また、地方でのご試飲やご贈答用にびんビールの地方発送も随時承っておりますので、こちらもぜひ一度ご利用願います。

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★醸造所からのメッセージ

私大蔵省が1994年に酒税法を改定し、北海道のオホーツクビールさんとともに、日本で初めての内免許を我が梅錦ビールにいただいてから早くも6年以上の月日が経ちました。梅錦ビールは「喉越しで飲むビール」ではなく「舌でじっくり味わうビール」を標榜して参りましたが、私自身も「新しいビールの楽しみ方を知って欲しい!」という情熱のもと、妥協を許さず、こだわってビール製造にたずさわって来たつもりです。今回はそのこだわりや取組みの一部を皆様にご紹介したいと思います。

まず、我が梅錦ビールの最大のこだわりは「麦芽本来の味を楽しんでいただく」為に良質の麦芽をふんだんに使用します。もちろん米やコーンスターチなどの副原料は使用しませんし、一番搾り麦汁のみを用いますので雑味が少ないリッチな味わいです。余談ですが雑味は麦芽の殻皮成分などから出てくる渋味成分などが原因です。ですから出来るだけ多くの麦芽から「さぁっと」一番搾りします。その黄金のような麦汁を使って当社の清酒醸造で培われた技術を生かして造り上げた「絶妙な美しい味」はお酒好きやビール好きのみならず、あまり飲めない女性の方などにもおわかりいただけるものだと思います。ぜひお試しを!

もうひとつの梅錦ビールの特徴として「フルーツビールへの取組み」があります。こちらは私達のブルワリーレストラン「梅錦ガーデン」でも主に女性の方に大変人気があります。地ビールですから、地域の特産物の機能や特性をいかした「その土地にしかない」楽しみを表現したいのです。地元丹原町の青梅を使った「梅スパークリング」愛媛名産の伊予柑を生かした「伊予柑スパークリング」などがありますが、「香りが長持ちし品質変化が少ない」という発泡酒の利点を活かしてほのかな甘味とみずみずしいフレッシュな香りを味わえます。これもお試しを。

今後はこのような「フルーツビール」の研究を重ねて参ります。実は、はだか麦や、米麹を使った発泡酒などにも大変興味があります。ぜひお楽しみに。

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★醸造所からのメッセージ

全国の地ビールより一歩先んじて、ブルーパブ(醸造プラントとパブが複合した、できたてのビールがその場で飲める施設)を開き、地ビール第1号となったエチゴビールは、これまで人々に馴染みが薄かったタイプのビールをわが国に定着させるべく、日々「トライ&エラー」を続けてきました。

現代用語辞典「知恵蔵」によると、「地ビール」の解説は次のような簡潔な記載ではじまっています。「日本の地酒のビール版。気候風土や地域文化の独自性で、開発・製造されたオリジナルビール」

地ビールが誕生したのは、規制緩和による酒税法改正がきっかけです。1993年夏頃のことでした。当時はまだ、1メーカー当りの年間最低製造数量が大幅に引き下げられるということしか分からず、その量がいったい何キロリットルになるかに興味が集中していました。1994年通常国会に酒税法改定案が提出され、2月2日付新聞各社は「地ビールにゴーサイン」と大きく報じました。年間最低製造量は二千キロリットルから六十キロリットルに引き下げられ、「地ビール事業」に参入を表明する個人・企業が多数名乗りをあげました。

エチゴビールは、この2月に試験醸造免許を申請し、7月にはパイロットプラントも完成し試験醸造を開始しました。パイロットプラントは導入予定の機械を小型化したものですが、日本製ではないため電気系統の故障に対応できなかったり、濾過がうまくいかなかったり仕入れた麦芽が湿気ってしまったりと今では笑い話しのような失敗を山ほどしました。折りからの猛暑とほとんど毎日徹夜に近い状態での作業が続きましたが、苦労しながら100回以上の試験醸造を経てうまくいった時の喜びはひとしおでした。
1994年12月に本製造免許を取得し、翌年2月には全国で初めてブルーパブをオープンしました。

高橋定孝氏は、地ビールの命は「フレッシュネス」と「ローカルプライド」が一つの原理と言われています原材料の生産からビールの製造、その流通・消費までが「フレッシュネス」を保証し、その生産と消費が直接顔の見える距離でなされることにより「ローカルプライド」を互いに確認できる範囲ですべて行われていることが大切と述べておられます。アメリカでも「地ビール」について「ローカルプライド」という言葉をよく使います。しかし「地域の誇りを持つ」という以前に「地域の誇りたりうるような製品を生み出す」ことが大切ではないかと考え「ローカルロマンティシズム」を合い言葉に、地域に「ビール文化」が生まれ全国に定着することを望むものであります。



★エチゴビールのご案内

(1)「全国第一号・ビールの源流を再現したクラッシックビール」
越後の自然が育んだ「おいしい水」とヨーロッパの厳選された素材を使用し、ドイツのビール職人が丹精込めて醸造しています「本物のビールをより多くの人たちに知ってほしい」と願い生まれたビールです。自然の中にたたずむブルーパブの白い建物は、ヨーロッパの教会をイメージさせます。併設の「ブルーパブ」ではガラス越しに醸造風景を見ながら、常時6~7種類の出来立てビールとシェフ自慢の料理を楽しむことができます。

(2)「個性を主張するビールたち」(商品紹介)
■350ml缶ピルスナー:「麦芽100%ビール」ピルスナーのオリジナルポップとされるドイツ・ザーツ産ホップのみを使用し、豊かな香りと苦みを再現。
■350ml缶ビアブロンド:「麦芽100%ビール」エール酵母特有のフルーティな香りと高級アロマポップの爽快な香りが特徴です。
■350ml缶こしひかり越後ビール:新潟産「こしひかり米」を使用したスッキリ喉ごしのよいキレのある辛口ビールです。
■330ml瓶無濾過ビール:1.ヴァィツェン2.ペールエール3.アンバーエール4.スタウトの他に常にシーズナブル ビールを準備しております。
※10月より、ビールマニアスペシャル(頒布会)を開催します。8月中旬より予約開始。ビールマニアのための品揃え(毎月限定醸造ビールを6ヶ月お届けします)をお楽しみください。

(3)商品の入手方法
お電話・FAXでの注文も承っております。(フリーダイヤル)0120-72-0640(FAX)0256-72-7441

(4)ブルーパブの紹介
1.住所:新潟県西蒲原郡巻町福井3970
2.TEL:0256-72-0640 FAX:0256-72-0824
3.営 業:
■平日/11:00~21:00
■休日/10:00~19:00
■定休日/第1・3水曜日
4.交通手段:
■JR越後線巻駅から車で15分
■北陸自動車道巻潟東ICから車で約20分

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★醸造所からのメッセージ

今年7月の毎土曜日に津山商店街の土曜市が開かれましたが、ここ数年は各地の商店街同様不調であったので打開策として4年まえから地ビールのイベントを加えて土曜市の活性化をはかっています。商店街連盟の主催で5商店街で行い各商店街を回って地ビールを飲みくらべていくようラリーチケットを発売しています。5ヶ所を飲んでまわるのに2時間、2キロメートルはかかります。今年は天候に恵まれ夕立に一度も会わずに開催できました。本年も出品いただいた全国の地ビールメーカーの皆様にお礼申し上げます。

地ビールのイベント「第4回全日本地ビールフェスタin津山」は、7月7日・14日・21日・28日に、北海道から九州、沖縄の地ビール22銘柄をそろえて開催されました。今年は暑さもてつだい述7千人の地ビールファンの方に、地ビール2万杯を楽しんでいただきました。

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★醸造所からのメッセージ
はこだてビールは1996年12月に開業しました。
函館山の地下水を使って醸造している函館の地ビール第1号です。

ビールの成分のうち90%以上を占める水には、地下水が最適です。またカルシウム、マグネシウムといったミネラルの含有量も風味を左右します。
はこだてビールは醸造水として最適な函館山の天然の地下水を使ってしっかり丁寧につくられています。

お客様へより美味しい地ビールを提供したいという気持ちから、開業以来醸造技術向上の為に、日々努力を重ねて参りました。その努力の成果として、ジャパンビアグランプリ2000で銀賞を受賞、ドイツのDLG賞、UQアワードなど数多くの賞を受けることが出来ました。

★はこだてビールのご案内
はこだてビールは、ビール工場併設のレストランがございます。硝子越しに工場のタンクを眺めながらビールをお楽しみいただけます。
また、函館の新鮮な魚貝類をふんだんに用いた独自のメニューをご用意して皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。

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JBAと海外交流

全国地ビール醸造者協議会
会長   宮下 附一竜
今般JBA(全国地ビール醸造者協議会)のホームページをもっと活性化することを目的にJBAの会員、賛助会員、そして関係者の皆さまにテーマは特に決めないで寄稿していただき、順次掲載していくことを役員会で決めました。そこで第1回目として会長である私が「JBAと海外交流」と題して書かしていただきます。

日本における地ビールの誕生は、1994年4月の規制緩和によって製造最低数量が60klに下げられたことに始まります。しかし、アメリカにおいては、カーター大統領の頃より規制緩和が行われ、日本より10年以上も早く地ビールの動きが始まっていました。そこで、1993年3月、日本における唯一の地ビール業者の全国組織であるJBAが設立されたのを機に、同年9月にアメリカの地ビールの団体であるBAA(The Brewers Association of America)を総勢15名で訪問いたしました。この時の会談内容については、詳しく報告書にまとめていますので、関心のある方は事務局までご連絡ください。

その報告書にも書きましたが、BAAの訪問は予想以上の成果を得ることができ、JBAの減税運動の正当性に自信を持つことができました。また、BAAよりカナダ醸造者協会発行の「Alcoholic Beverage Taxation and Control Policies」という資料を紹介され、世界の酒税制度について知識をもつことができました。例えば、日本の大蔵省は1990年カナダがアメリカの中小業者に対する減税措置をガット違反として提訴した例をあげて、日本の地ビールに対する減税は認められないと主張していました。そこで、カナダの醸造者協会へ問い合わせたところ、カナダの業者も今ではアメリカと同じような制度を政府に要請しているとのことでした。また、同じようにイギリスでは、 SIBA(The Society of Independent Brewers)という中小業者の組織がありますが、SIBAはイギリス政府に対してドイツのような規模別累進酒税制度の実現を要請しています。本年9月には、JBAの視察団としてこのSIBAを訪問し、幹部の方と会談する予定になっています。その成果につきましては後にご報告する機会があると思います。

ところで次に、ビールの本場であるドイツとの交流についてお話しなくてはなりません。2000年の10月JBAが主催して「ジャパン・ビア・グランプリ2000」を開催いたしました。このビア・コンテストはドイツの基準によって審査しようというものでした。そこで、世界的権威であるミュンヘン工科大学のドクター・ガイガー教授とデーメンスビール醸造大学校長のドクター・シュテムペル氏を招聘し、ビールの化学分析審査と官能審査を実施いたしました。両氏は今後とも日本の地ビール発展のために力を貸してくださることと思います。

まだまだ、書き足らないことがたくさんありますが、日本の地ビールが世界の地ビールと交流を深めることによって、ますます発展することを心より念願いたしまして、今回のお話はこれで終わります。

JBAと海外交流

全国地ビール醸造者協議会
会長   宮下 附一竜

今般JBA(全国地ビール醸造者協議会)のホームページをもっと 活性化することを目的にJBAの会員、賛助会員、そして関係者の皆さまにテーマは特に決めないで寄稿していただき、順次掲載していくことを役員会で決めま した。そこで第1回目として会長である私が「JBAと海外交流」と題して書かしていただきます。

日本における地ビールの誕生は、1994年4月の規制緩和によっ て製造最低数量が60klに下げられたことに始まります。しかし、アメリカにおいては、カーター大統領の頃より規制緩和が行われ、日本より10年以上も早 く地ビールの動きが始まっていました。そこで、1993年3月、日本における唯一の地ビール業者の全国組織であるJBAが設立されたのを機に、同年9月に アメリカの地ビールの団体であるBAA(The Brewers Association of America)を総勢15名で訪問いたしました。この時の会談内容については、詳しく報告書にまとめていますので、関心のある方は事務局までご連絡くだ さい。

その報告書にも書きましたが、BAAの訪問は予想以上の成果を得 ることができ、JBAの減税運動の正当性に自信を持つことができました。また、BAAよりカナダ醸造者協会発行の「Alcoholic Beverage Taxation and Control Policies」という資料を紹介され、世界の酒税制度について知識をもつことができました。例えば、日本の大蔵省は1990年カナダがアメリカの中小 業者に対する減税措置をガット違反として提訴した例をあげて、日本の地ビールに対する減税は認められないと主張していました。そこで、カナダの醸造者協会 へ問い合わせたところ、カナダの業者も今ではアメリカと同じような制度を政府に要請しているとのことでした。また、同じようにイギリスでは、 SIBA(The Society of Independent Brewers)という中小業者の組織がありますが、SIBAはイギリス政府に対してドイツのような規模別累進酒税制度の実現を要請しています。本年9月 には、JBAの視察団としてこのSIBAを訪問し、幹部の方と会談する予定になっています。その成果につきましては後にご報告する機会があると思います。

ところで次に、ビールの本場であるドイツとの交流についてお話し なくてはなりません。2000年の10月JBAが主催して「ジャパン・ビア・グランプリ2000」を開催いたしました。このビア・コンテストはドイツの基 準によって審査しようというものでした。そこで、世界的権威であるミュンヘン工科大学のドクター・ガイガー教授とデーメンスビール醸造大学校長のドク ター・シュテムペル氏を招聘し、ビールの化学分析審査と官能審査を実施いたしました。両氏は今後とも日本の地ビール発展のために力を貸してくださることと 思います。

まだまだ、書き足らないことがたくさんありますが、日本の地ビールが世界の地ビールと交流を深めることによって、ますます発展することを心より念願いたしまして、今回のお話はこれで終わります。

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