東京都福生市にある『多摩の恵』は、約150年の歴史がある清酒『多満自慢』で知られる蔵元石川酒造でビールを醸造しています。

今から13年前の平成10年にビール醸造を開始しました。石川酒造では明治20年頃にビールを醸造していたという歴史があり、正確には111年振りにビール醸造が復活したと言った方が良いのかもしれません。

そんな醸造所内の敷地には明治当時に使われていた煮沸釡があります。
さすがに今はビール醸造には使用していませんが歴史の一品として大切に展示しています。
明治時代の当時とはビールのスタイルや醸造する為の道具等、変わっていったものもありますが昔も今もビール醸造に対する熱い気持ちは変わりません。

他にも敷地内にはビアレストラン「福生のビール小屋」と、和食・そば処「雑蔵」があり、出来たてのビールや清酒を楽しむことができます。
飲んでいただく方々を笑顔に出来るビールを、そして多摩の恵のモットーである「楽しい食卓を陰で支えるビール造り」をこれからも大切にして、ビール醸造に励んでいきます。

歴史のある日本酒に肩を並べられるように、
地ビールも伝統と言われるその日まで。




石川酒造株式会社
〒197-8623 東京都福生市熊川一番地
TEL 042-553-0100
http://www.tamajiman.com/

売店酒世羅
営業時間 10:00~18:00(季節により異なります)
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酒世羅(売店)直通
TEL/FAX 042-530-5792
オンラインショップ
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カテゴリー ビール醸造所からの便り

「ビール世界史紀行  ビール通のための15章」
村上 満・著  ちくま文庫(2010年発行)



元サントリーのビール生産・開発担当の取締役で、現在はビール研究家として活躍している村上満氏による、世界のビールのルーツや歴史を紹介した一冊。オリジナルは2000年東洋経済新聞社刊。
エールやピルスナー、ベルギービールなど、さまざまビールの生い立ちや製法、森鴎外やマルティン・ルターなど歴史的な人物とビールのかかわりなどについて、わかりやすく解説されている。豊富なビールづくりの経験をもつ著者による、膨大な資料の解析による労作だ。巻末には「ビール小事典」もついており、ビール好き必携の一冊だと言える。
さて、著者の村上さんは老いて(失礼!)ますますお元気。各地の大学でビール講座を行ったり、著作に励んだりしておられる。
「ビール文化の伝播が自分の使命。世の中への恩返しや!」
というのがモットーだそうだ。
元気の源はやはりビール。先日お会いした時もビールを飲みながら
「わしはアルコハイマーやからな」
と笑っておられた。

ビールのお好きな皆さんは、ぜひ本書を片手に、ビール談議にも花を咲かせていただきたい。
(JBA事務局長:石川智康)

☆JBAホームページでは、村上さんのビールコラムを連続掲載を予定しています。お楽しみに!

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